PROJECT

#PJ06 下田市ウォ―カブルプロジェクト

2022.06.09
旧町地区①

下田ウォ―カブルプロジェクトは、下田市の中心地市街地である旧町地区内のウォ―カブルの可能性を検討するプロジェクトです。

旧町地区②

下田市は、下田は日本初の開国港になった歴史を持つ街です。
旧町地区には、なまこ壁や伊豆石が用いられた江戸時代から残る街並みが特徴で観光を中心に発展してきました。しかし、旧町地区は商業店舗と住宅が混在し、旧町地区における主な交通手段は自動車となっており、地区内の観光行動が発生せず衰退が見られます。

下田ポケットパーク

これまで、旧町地区ではポケットパークなど歩行者空間の整備に取り組むなど、自動車中心の交通から歩行者中心の交通への転換が目指されてきました。

プロジェクトでは、自動車中心の交通から歩行者中心の交通への転換を行うため、国内のウォーカブルの考え方の整理し、各自治体のウォーカブル推進計画の調査を行いながら、Link & Place理論と呼ばれる交通機能と滞留機能のバランスから、自動車中心の道路空間として利用するのか、歩行者中心の道路空間として利用するのか検討する手法を活用し、来年度計画されている社会実験の実施に適する場所の検討を行うことで、ウォ―カブル事業内容の可能性と道路の整備など事業実施場所の検討を行い「下田ウォ―カブル」の可能性を明らかにします。

プロジェクトメンバー:
助教:泉山塁威
学生:染矢嵩文、森本あんな、川尻雄貴、飛田龍佑

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