PROJECT

#PJ08 ストリートライフお茶の水ーStreet Life Ochanomizuー

2023.03.22

お茶の⽔茗渓通り会、⽇本⼤学理⼯学部建築学科都市計画研究室(泉⼭ゼミ)及び、⼀般社団法⼈ソトノバは、茗渓通り(東京都千代⽥区・神⽥駿河台)の恒常的な歩⾏者天国化に向けた検討プロジェクト「ストリートライフお茶の⽔」を⽴ち上げ、❶茗渓通りの⽇常的な歩⾏者天国化の調査検証(10/15-16)、❷茗渓通りの歩⾏者天国時の滞留空間の可能性を探る実験(10/22-23)を実施しました。本実証実験は、千代⽥区が公募した「地域主導のウォーカブルな活動(プレイスメイキング等の実証実験)」に採択された活動として実施しました。

茗渓通りでは恒常的な歩⾏者天国化を検討しており、ストリートの安全性や滞在性の向上が期待されています。現在、歩⾏者交通量の多い茗渓通りは8-9時(平⽇のみ)、12-13時、22時‐5時の間、歩⾏者天国(時間帯⼀般⾞規制)にしています。また、茗渓通りでは、これまで毎秋・休⽇2⽇間に「お茶の⽔アートピクニック」という商店会と学⽣が連携した野外アートイベントを18回にわたり⾏ってきました。

⼀⽅で、千代⽥区では2022年にウォーカブルなまちづくりを推進するため、「ウォーカブルまちづくりデザイン」を策定しました。そして、「地域主導のウォーカブルな活動(プレイスメイキング等の実証実験)」を公募しました。本実証実験は、この公募に採択された3つの活動の⼀つに位置付けられています。

お茶の⽔茗渓通り会と⽇本⼤学理⼯学部建築学科都市計画研究室(泉⼭ゼミ)、⼀般社団法⼈ソトノバは、「ストリートライフお茶の⽔ーStreet Life Ochanomizuー」と題し、実証実験を実施しました。

2022年度は、社会実験を実施し、その実践・調査・提案の内容を研究成果としてまとめました。プロジェクトの内容はインスタグラムでも発信しています。

実証実験の⽬的

本実証実験の⽬的は、
A. 茗渓通りで休⽇の⼀般⾞規制(規制時間延⻑)による荷捌き⾞、歩⾏者への影響を検証する
B. 歩⾏者専⽤道路化による滞留空間の創出する
以上2点により、茗渓通りの課題を解決し、QOSL (Quality Of Street Life) の向上を図り、 地域の愛着 ・ つながりを強化し、 千代⽥区都市計画マスタープランで定められている将来像「つながる都⼼」 の実現を⽬指しました。

ストリートライフお茶の⽔開催概要

●歩⾏者天国化(⼀般⾞規制・規制時間延⻑)
⽇程:2022年10⽉15⽇(⼟)、16(⽇)、22⽇(⼟)、23(⽇)
●滞留空間実験及び歩⾏者天国化(⼀般⾞規制・規制時間延⻑)
⽇程:2022年10⽉22⽇(⼟)、23(⽇)

時間:10:00〜17:00(交通規制:9:00〜18:00)
場所:千代⽥区・お茶の⽔・茗渓通り(東京都千代⽥区神⽥駿河台2丁⽬・4丁⽬)
実施内容:
・滞留空間実験2ヶ所(22⽇、23⽇のみ)
・ストリートライフ調査(歩⾏者交通量、荷捌き、アクティビティ、アンケートなど)
・歩⾏者天国化(⼀般⾞規制・規制時間延⻑)
※⼩⾬決⾏、荒天中⽌
※マスクの着⽤、⼿指消毒など新型コロナウイルス感染拡⼤防⽌対策へのご協⼒をお願いいたします。また、飲⾷の提供
はありません。
※SNS発信歓迎, 発信の際には共通ハッシュタグをご利⽤ください。
共通ハッシュタグ:#ストリートライフお茶の⽔ #StreetLifeOchanomizu

実施・関係主体

主催:お茶の⽔茗渓通り会
⽇本⼤学理⼯学部建築学科都市計画研究室(泉⼭ゼミ)
⼀般社団法⼈ソトノバ
実証実験⽀援:千代⽥区
※本実証実験は、千代⽥区が公募した「地域主導のウォーカブルな活動(プレイスメイキング等の実証実験)」として実施しました。

ストリートライフお茶の⽔企画概要

地点①「くつろぎ」

周囲に植栽や⿊板等で歩⾏者の視線を遮ることで居⼼地の良さを⾼め、屋外⽤リクライニングチェアを設置し、⻑時間滞在できる空間としました。

地点②「ひと休み」

⼀時的な休憩ができる場としながらアートを体感できる空間としました。設置するアコーディオンベンチは、置き⽅によって空間が変えられ、通常のベンチと異なり、アート要素を取り込みました。また、イーゼルを⽤いた展⽰を⾏い、お茶の⽔の⽂化の発信をしました。

地点③「気分転換」

椅⼦や机を設置する場所は、周辺にカフェなどの飲⾷店があることから、飲⾷後や飲み物等を持ち寄って休憩ができ、気分転換が⾏えるような空間としました。

プロジェクトメンバー
助教:泉山塁威
M1:一之瀬大雅、江坂巧、染矢嵩文、溝口萌
B4:福井勇仁
ソトノバディレクター:長谷川千紘

 
 
 
 
 
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