PROJECT

#PJ09 秋葉原ウォーカブル

2023.03.23

秋葉原ウォーカブルプロジェクトからのお知らせ】

<10/17-20:秋葉原に座る場所を!小さな実験で探る公共空間の可能性|「マーケットストリート社会実験2024 in 秋葉原ジャンク通り」開催>

 日本大学理工学部建築学科都市計画研究室(泉山ゼミ)は、秋葉原タウンマネジメント株式会社
(主催)と協力し、「マーケットストリート社会実験2024 in 秋葉原ジャンク通り」を10月17日(木)〜10月20日(日)の期間に実施します。 (※詳細はリンク先からご覧ください)
ぜひお越しください。


JR秋葉原駅 電気街口駅前広場

 「秋葉原ウォーカブルプロジェクト」は、東京都千代田区秋葉原地域において、パブリックスペースの活用方法を模索し、秋葉原版ウォーカブルなまちづくりに向けて活動を推進するプロジェクトです。

プロジェクトの背景・目的

 現在千代田区では、「千代田区ウォーカブルまちづくりデザイン」を策定し、生活の質の向上を目的として「つながる都心」が将来像として定められており、様々なまちづくりの方針が示されています。秋葉原地域ではこの「つながる都心」の将来像実現の手段として「ウォーカブルなまちづくり」が推進されています。

  そこで、日本大学理工学部建築学科都市計画研究室(泉山ゼミ)では、秋葉原タウンマネジメント株式会社(まちづくり団体)と一般社団法人ソトノバと協力し、「秋葉原版ウォーカブルビジョン」の検討を行うために、今後の秋葉原のウォーカブルシティの可能性を明らかにします。

2023年度の活動内容

 2022年度までの基礎調査をもとに、秋葉原におけるパブリックスペースの現状把握と将来像の検討を行い、「秋葉原ウォーカブル基礎調査報告書(2022年度)」としてまとめました。2023年度は、「秋葉原ウォーカブルビジョン」策定に向けた調査として、(1)秋葉原の公共空間の分布や、道路空間の交通・滞留機能、滞留の機会・課題を把握するための「街路ネットワーク検討調査」と、(2)秋葉原のパブリックスペースの活用方法を検討する「プレイス・ワークショップ秋葉原」を実施しました。「プレイス・ワークショップ秋葉原」は、「プレイス・ワークショップ秋葉原報告書」としてまとめました。

プロジェクトの活動内容
 
 
 
 
 
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「秋葉原版ウォーカブルビジョン」策定に向けた調査

(1)「街路ネットワーク検討調査」

 交通機能中心の空間と人中心の滞留機能中心の空間を棲み分ける街路ネットワークの検討に向け、秋葉原地区内の道路空間の現状を把握することを目的とし、「街路ネットワーク調査」を行いました。
 「①自動車交通量、②歩行者交通量、③滞留行動の発生数、④沿道の1階建物用途、⑤建物出入口、⑥駐車場出入口及び路上パーキングの位置、⑦滞留を考慮した設置物、⑧滞留を補助する設置物」を実際に秋葉原のまちを歩きながら確認しました。

「街路ネットワーク検討調査」の様子
秋葉原の歩行者交通の様子

(2)「プレイス・ワークショップ秋葉原」

 秋葉原のパブリックスペース(道路・広場・公園・公開空地等)の魅力・課題の整理、取り組みの検討を目的とした「プレイス・ワークショップ秋葉原」を行いました。プレイスごとにグループを分け、実際に対象のプレイスへ行き、評価を行い、プレイスアイデアを検討しました。最後にグループのプレイスに対する評価やアイデアを全体に発表し秋葉原のパブリックスペースに対する意見を共有しました。

「プレイス・ワークショップ」秋葉原の議論の様子
「プレイス・ワークショップ秋葉原」の発表の様子
 
 
 
 
 
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今後の展望

 2023年度で行った「街路ネットワーク検討調査」と、「プレイス・ワークショップ秋葉原」を経て、2024年度では「秋葉原版ウォーカブルビジョン」の策定に向け、プレイスごとの具体的な施策の検討等を行います。また、秋葉原におけるウォーカブルなまちづくりに向けて、公共空間( 道路・公開空地) 活用の新たな可能性を探る社会実験【秋葉原に座る場所を!小さな実験で探る公共空間の可能性|「マーケットストリート社会実験2024 in 秋葉原ジャンク通りー」】を行います。

プロジェクトメンバー:

2023年度
准教授:泉山塁威
M1:飛田龍佑、倉田晃輔
B4:菅原悠希、佐野充季、五味桃花
B3:鈴木翔太、鈴木雷真、原田夏実、三河惟彦、吉岡知輝、吉田明斗、吉田薫澄
ソトノバ:秋元友里、小原拓磨
2024年度
准教授:泉山塁威
M1:菅原悠希、佐野充季、五味桃花
B4:鈴木翔太、鈴木雷真、原田夏実、三河惟彦、吉岡知輝、吉田明斗、吉田薫澄
ソトノバ:秋元友里、小原拓磨

SNS
・Instagram:@akihabara_walkable
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