PROJECT

#PJ09 秋葉原ウォーカブル

2023.03.23

2022-

JR秋葉原駅 電気街口駅前広場

 秋葉原ウォーカブルプロジェクトは東京都千代田区秋葉原地域において、公共空間の活用方法を模索し、秋葉原地域におけるウォーカブルなまちづくりを検討するプロジェクトです。

プロジェクトの目的

 現在千代田区では、「千代田区ウォーカブルまちづくりデザイン」を策定し、生活の質の向上を目的として「つながる都心」が将来像として定められており、様々なまちづくりの方針が示されています。秋葉原地域ではこの「つながる都心」の将来像実現の手段としてウォーカブルなまちづくりについての検討が始まっています。

2023年度の活動内容

 2022年度までの基礎調査をもとに、秋葉原における公共空間の現状把握と将来像の検討を行い、「秋葉原ウォーカブル基礎調査報告書(2022年度)」としてまとめました。2023年度は、秋葉原の公共空間の分布や、道路空間の交通・滞留機能、滞留の機会・課題を把握するための「秋葉原ウォーカブル基礎調査」と、秋葉原の公共空間の活用方法を検討する「プレイス・ワークショップ秋葉原」を実施しました。

プロジェクトの活動内容
 
 
 
 
 
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日本大学都市計画研究室(泉山ゼミ)(@izumiyama_lab)がシェアした投稿

秋葉原ウォーカブル基礎調査

 自動車と人中心の滞留空間を棲み分ける街路ネットワークの検討に向け「①自動車交通量、②歩行者交通量、③滞留行動の発生数、④沿道の1階建物用途、⑤建物出入口、⑥駐車場出入口及び路上パーキングの位置、⑦滞留を考慮した設置物、⑧滞留を補助する設置物」を実際に秋葉原のまちを歩きながら確認し、調査を行いました。

建物出入口等を確認し、地図にプロットを行う様子
秋葉原の歩行者交通の様子

プレイス・ワークショップ秋葉原

 秋葉原ウォーカブルビジョン策定に向け、秋葉原関係者を集めた「プレイス・ワークショップ秋葉原」を行いました。プレイスごとにグループを分け、実際に対象のプレイスへ行き、評価を行い、プレイスアイデアを検討しました。最後にグループのプレイスに対する評価やアイデアを全体に発表し秋葉原のパブリックスペースに対する意見を共有しました。

プレイス・ワークショップ秋葉原の議論の様子
プレイス・ワークショップ秋葉原の発表の様子

今後の展望

 2023年度で行った「プレイス・ワークショップ秋葉原」と、「秋葉原ウォーカブル基礎調査」を経て、2024年度ではウォーカブルビジョンの策定に向け、プレイスごとの具体的な施策の検討等を行います。またウォーカブル実現に向けたアクションとして秋葉原で社会実験を行います。

プロジェクトメンバー:

2023年度
准教授:泉山塁威
M1:飛田龍佑、倉田晃輔
B4:菅原悠希、佐野充季、五味桃花
B3:鈴木翔太、鈴木雷真、原田夏実、三河惟彦、吉岡知輝、吉田明斗、吉田薫澄
ソトノバ:秋元友里、小原拓磨
2024年度
准教授:泉山塁威
M1:菅原悠希、佐野充季、五味桃花
B4:鈴木翔太、鈴木雷真、原田夏実、三河惟彦、吉岡知輝、吉田明斗、吉田薫澄
ソトノバ:秋元友里、小原拓磨

instagram:https://www.instagram.com/akihabara_walkable/

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