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都市計画研究室(泉山ゼミ)の日常-ゼミ生の1日の過ごし方-

2026.07.30

はじめに

 都市計画研究室(泉山ゼミ)に所属しているゼミ生は、研究やプロジェクト活動とともに、プライベートと両立しながら日々活動しています。 具体的な研究室活動やプライベートとの両立を発信し、ゼミの楽しさややりがいについてお伝えします。
 2026年度7月号のマガジン記事では、都市計画研究室(泉山ゼミ)のゼミ生6名(学部4年生、博士前期課程1年生、博士前期課程2年生の各学年2名)に1日の過ごし方をインタビューしました。ゼミ生の1日のスケジュールを知ることで、ゼミ生が普段どのような意識を持ち、活動しているのかを知っていただき、都市計画研究室(泉山ゼミ)に興味を持つきっかけとなれば幸いです。
(以下、学部4年生:B4、博士前期課程1年生:M1、博士前期課程2年生:M2)



【B4】T・Sさん

普段、研究室ではどのように過ごしていますか?

 基本的には、自身の卒業研究に取り組んでいます。研究室では、先生と日常的な都市的雑談を交わすことで、自身の知見を深めています。また、ゼミ生と研究について互いに意見交換をしたり、日常会話を楽しんだりと、積極的なコミュニケーションを取るようにしています。他の人と関わりながら作業を進められることが、研究室で過ごすメリットだと考えます。

研究室以外のプライベートな時間は、どのように過ごしていますか?

 趣味が野球観戦なので、実際に球場へ足を運んで観戦する日もあれば、自宅で野球のライブ配信を楽しむことも多いです。
 また、気分転換として、夜に1人で散歩やドライブに出かけることもあります。研究室活動では、人と関わる時間が長いため、オンオフの切り替えを大事にし、休日はあえて1人の時間を確保するようにしています。

3年生の頃と比較して、ご自身の中で変化したと感じる点は何ですか?

 机に向かう時間は格段に増えましたね。B4になって本格的に研究が始まり、自ら研究したいと思える興味深いを研究を見つけたことが大きな理由です。現在は、海外都市のLRTに関心を持ち、賞の受賞を目指して研究に励んでいます
 3年生の頃は、正直なところ授業のテスト前にしか真剣に机に向かっていませんでした(笑)。現在は、以前と比べて、「主体的に学ぶ姿勢」が身についたことが一番の変化だと感じています。

T・Sさんのドライブ旅行の写真(in 長野県那須塩原市)


1日のタイムスケジュールの例

8:00 起床
8:00-8:30 朝の支度
8:30-10:00 通学
10:00-12:00 卒業研究
12:00-13:00 昼食
13:00-18:00 卒業研究
18:00-19:00 ゼミ生と夕食
19:00-21:00 プロジェクト作業
21:00-22:30 帰宅
22:30-1:00 自由時間
1:00 就寝



【B4】S・Mさん

普段、研究室ではどのように過ごしていますか?

 主に、卒業研究と係活動に取り組んでいます。卒業研究は2人1組のグループ研究のため、研究室でこまめに相談しながら作業をしています。研究室に所蔵されている専門書や先輩方の論文を積極的に活用し、文献調査や事例リサーチを進めています。
 並行して係活動もしており、研究室で管理する新規購入図書の登録や、コピー用紙・インクといった備品の在庫管理および発注作業を担当しています。自身の研究を深めるだけでなく、ゼミ全体が円滑に活動できるような環境づくりも意識して、日々の作業に向き合っています。

研究室以外のプライベートな時間は、どのように過ごしていますか?

 プライベートな時間も、予定を入れてアクティブに過ごすことが多いです。土日は、カフェでアルバイトをしており、平日も時間に余裕がある時は、友人と一緒に、ライブのグッズ販売や会場案内といった単発のアルバイトを入れたりしています。
 予定が空いている日は、地元の友人と食事や買い物に出かけてリフレッシュしていますし、旅行も好きなので長期休みにはよく出かけています。一方で、日々の通学時間を活用して、趣味のNetflixでドラマ鑑賞をする等、一人の時間も楽しんでいます。
 研究室での活動が充実しているからこそ、プライベートでもさまざまな経験をして、メリハリをつけるように意識しています。

3年生の頃と比較して、ご自身の中で変化したと感じる点は何ですか?

 一番の変化は、研究室で過ごす時間が圧倒的に増えたことです。授業数が減ったこともありますが、研究室には専門書や資料が豊富に揃っており、何より壁にぶつかった時にすぐ相談できるゼミ生がいます。自宅よりも研究に没頭できる環境が整っているため、自然と足が向くようになりました。
 また、タイムマネジメントも少し上手になったと感じています。私は、通学時間が約2時間長めなのですが、その移動時間をただ過ごすのではなく、スマートフォンで研究の事例リサーチをしたり、既往研究を読み込んだりすることで、有効活用しています。研究室での生活サイクルに慣れたことで、3年生の頃よりも心に余裕ができ、より主体的に研究室活動に取り組めるようになったと思います。

S・Mさんの海外旅行の写真(in マカオ)


1日のタイムスケジュールの例

6:00 起床
6:00-8:00 朝の支度
8:00-10:00 出発・移動
10:00-12:00 卒業研究
12:00-13:00 昼食
13:00-14:00 授業
14:00-17:00 卒業研究
17:00-19:00 帰宅
19:00-20:00 夕食
20:00-0:00 自由時間
0:00 就寝



【M1】Y・Hさん

普段、研究室ではどのように過ごしていますか?

 主にプロジェクトや授業課題、そして修士研究に取り組んでいます。プロジェクトでは「秋葉原ウォーカブルプロジェクト」に携わり、広報活動として記事の執筆や写真選定も担当しています。
 授業課題では個人のレポートに加え、泉山先生の「都市デザイン特論」という講義のグループ課題があります。発表準備に苦労することもありますが、グループで議論を重ねながら1つの成果物を作り上げることにやりがいを感じています。
 また、卒業研究では、文献調査やヒアリング調査などをペアで実施していたのですが、修士研究は一人で進める作業が多くなりました。ずっと画面に向かっていると集中力が途切れるため、休憩時間には他のゼミ生と積極的にコミュニケーションをとってリフレッシュするようにしています。

研究室以外のプライベートな時間は、どのように過ごしていますか?

 休日の過ごし方は、大きく分けて2つのパターンがあります。
 1つ目は「何もしない日」を作ることです。家でしっかり睡眠をとったり、ゲームやアニメを楽しんだりして、心身をリフレッシュさせています。
 2つ目は、「まちあるき」に出かけることです。月に1回ほどのペースで、一人でさまざまなまちを歩いており、最近は、池袋周辺を散策しました。まちごとに異なる特色があり、本や文献だけでは得られないまちのリアルな雰囲気を感じることができるため、意識的に足を運ぶようにしています。

B4の頃と比較して、ご自身の中で変化したと感じる点は何ですか?

 一番変化したと感じる点は、スケジュール感や時間に対する意識です。私は、他大学から進学したのですが、以前所属していた研究室では、一年中ゲームをしている大学院生がいたほど、比較的のんびりとした雰囲気でした(笑)。それに比べて、都市計画研究室(泉山ゼミ)では、研究だけでなくプロジェクトやイベント運営等に携わる機会も多く、学部生・大学院生を問わず、全員が主体的に活動しています。研究室全体に活気があり、お互いに刺激を受けながら成長できる環境です。 
 また、都市計画研究室(泉山ゼミ)のゼミ生は1人1人が自分の考えをしっかりと持っており、ゼミ生同士の会話も非常に活発です。そのような環境に身を置くことで、自分も主体的に動けるようになったと感じます。

Y・Hさんの関係者へのヒアリング調査の写真(in 長野県松本市)


1日のタイムスケジュールの例

8:00 起床
8:00-9:00 朝の支度
9:00-10:00 通学
10:00-12:00 プロジェクト作業 or 授業
12:00-13:00 昼食
13:00-19:00 研究・授業
19:00-20:00 帰宅
20:00-21:00 夕食
21:00-1:00 自由時間
1:00 就寝



【M1】N・Aさん

普段、研究室ではどのように過ごしていますか?

 主に修士研究や授業の課題、そして就職活動に取り組んでいます。
 研究室では、大学院生として後輩からの相談に乗る時間を大切にしています。作業の合間には、泉山先生と雑談を交えながら最新の情報共有を行うことも多く、コミュニケーションを通じて得られる学びも非常に多いと感じています。
 また、院生室では一人で集中して作業できるため、その時々の作業内容に応じて部屋を使い分け、メリハリをつけています。

研究室以外のプライベートな時間は、どのように過ごしていますか?

 自宅でも就職活動の準備を進めることが多いですが、しっかり息抜きをすることも意識しています。愛犬の散歩に出かけてリフレッシュしたり、映画鑑賞をしてのんびり過ごしたり、長期休暇では旅行に行ったりと、オンとオフの切り替えを大切にしながら上手くバランスをとっています。研究と就職活動を両立する時期だからこそ、メリハリをつけて過ごすことを以前より意識しています。 

B4の頃と比較して、ご自身の中で変化したと感じる点は何ですか?

 一番の変化は、研究室活動において、より主体的にプロジェクトへ関わるようになったことです。B4の頃は、まずは基礎を学び、自分自身の作業をこなすことで精一杯でした。しかしM1になった現在は、研究室の核として様々なプロジェクトに携わる機会が増えました。自分の研究だけでなく、研究室全体の動きを意識して動くようになったことで視野が大きく広がり、研究を進める上でも、より多角的な視点から物事を考えられるようになったと感じています。

N・Aさんの海外旅行の写真(in ドイツ ノイス)


1日のタイムスケジュールの例

9:00 起床
9:00-10:00 朝の支度
10:00-11:00 通学
11:00-12:00 ユニット会議
12:00-13:00 昼食
13:00-14:00 帰宅
14:00-16:00 修士研究 or 就活
16:00-16:30 犬の散歩
16:30-18:00 修士研究 or 就活
18:00-23:00 バイト
23:00-0:00 夕食
0:00-2:00 自由時間
2:00 就寝



【M2】Y・Kさん

普段、研究室ではどのように過ごしていますか?

 M2の授業はないため、基本的に自分の研究やプロジェクトの報告書作成、ユニットメンバーからの相談対応などを行っています。また、木曜日は学部2年生の「建築設計Ⅰ」のTA(ティーチングアシスタント)として、授業の補助や準備・片付けを担当しています。私自身も設計に苦労した経験があるため、設計に苦手意識を持つ学生の相談に乗ったり、そこから派生して将来の進路や他の授業の悩みなど、人生相談のようなことまで幅広くコミュニケーションをとっています。
 一方で、日々の活動の中心となるのは修士研究です。チームで動くプロジェクトと異なり、修士研究は基本的に個人の作業なので、どうしても自分に対する「甘え」が出やすくなります。誰かが代わりに進めてくれることがないからこそ、自分自身を律して進める力が養われるとともに、1つ1つの成果を積み重ねていく達成感や研究を深めていく面白さを実感しています。

研究室以外のプライベートな時間は、どのように過ごしていますか?

 趣味のファッションや美容に関する時間を楽しんだり、アパレル関係のインターンシップに参加したりしています。インターンではポップアップストアの企画や空間デザインにも携わっており、研究室での学びを違う形で活かせています。
 そして、リフレッシュとして兄弟や家族、友人と食事に行ったり、自然を求めてドライブに出かけることも多いです。また、休日や平日の夕方等にゼミ生と一緒にカフェへ行き、互いに作業を進めることもよくあります。プライベートでも自然とゼミ生との交流が生まれているのは、今の研究室の良いところだと感じています。

M1の頃と比較して、ご自身の中で変化したと感じる点は何ですか?

 それぞれの学年で求められる役割が変わり、それに伴って視野が大きく広がった点です。B4の頃は自身の卒業研究等で手一杯で、M1になるとプロジェクトの中心として動き、さらに就職活動も重なり、多くのことに挑戦する時期でした。
 そして、最高学年であるM2になった現在、周囲に目を向ける余裕が生まれました。B4が研究、M1がプロジェクトを牽引する中で、M2は一歩引いて「ゼミ全体を俯瞰して見る」役割を担っています。自分自身の研究やゼミ外の人との関わりを広げつつ、後輩の相談に乗る等、サポートに回るようになり、精神的な面での大きな成長を感じています。

Y・Kさんの海外旅行の写真(in フランス パリ)


1日のタイムスケジュールの例

8:00 起床
8:00-9:00 朝の支度
9:00-10:00 通学
10:00-13:00 TA
13:00-14:00 昼食
14:00-18:00 TA
18:00-21:00 修士研究
21:00-22:00 帰宅
22:00-23:00 夕食
23:00-1:00 自由時間
1:00 就寝



【M2】K・Hさん

普段、研究室ではどのように過ごしていますか?

 主に修士研究とプロジェクト関連の論文執筆に取り組んでいます。この2つは頭の切り替えが必要になるため、1日のうちに両方を同時進行することは避け、日によって集中する対象を分けるよう工夫しています。
 また、ユニット会議や院生ユニット会議も重要な時間です。自分が行き詰まった時に同期や後輩から意見をもらい、専門外のテーマの研究に触れたりすることが、自身の研究の思わぬヒントや新しい視点に繋がっています。

研究室以外のプライベートな時間は、どのように過ごしていますか?

 朝が遅くなってしまった日でも基本的に研究室へ行くようにしていますが、週に1日は必ず完全にリフレッシュする日を設けています。友人と地元の新しい飲食店を開拓したり、ライブやサッカー観戦を楽しんだりしています。
 また、母の趣味であるハイキングに付き添ったり、父と最近始めたゴルフに行ったりと、家族との時間も大切にしています。
 ちなみに最近のマイブームはポッドキャストを聴くことで、特におすすめは小泉進次郎さんの番組です。「小泉構文」等とネットミームになりがちですが、実はその内容は過小評価されていると感じていて、とても興味深く聴いています(笑)。

M1の頃と比較して、ご自身の中で変化したと感じる点は何ですか?

 M2では、基本的には修士研究に専念することになるため、自分自身と向き合う時間が非常に長くなりました。研究は孤独な作業になりがちだからこそ、他者の意見がこれまで以上に貴重だと実感しています。後輩の皆さん、もし行き詰まったらぜひM2に相談してみてください。客観的な視点で、様々なアドバイスができると思います。
 また、M1の頃と比べ、孤独な時間が長くなった分、意識的に読書の時間を作るようになりました。最近では、朝のルーティーンとして、本を1ページ以上読むようにしています。自身の研究にまつわる本だけでなく、「お金持ちになりたかったら本を読め、モテたかったら本を読め、悩み事があったら本を読め」という言葉が書かれた自己啓発本等も読み始めるようになりました(笑)。読書を通して、新たな知識や考え方に触れ、自分自身を成長させることができたと感じています 。皆さんもぜひたくさんの本を読んでみてください!

K・Hさんの修士研究の様子(in S805 院生室)


1日のタイムスケジュールの例

8:00 起床
8:00-9:00 朝の支度、モーニングルーティン
9:00-11:00 自由時間
11:00-12:00 昼食
12:00-13:00 通学
13:00-21:00 修士研究
21:00-22:00 帰宅
22:00-23:00 夕食
23:00-1:00 自由時間
1:00 就寝



おわりに

 都市計画研究室(泉山ゼミ)の1日の過ごし方についてのインタビュー、いかがでしたでしょうか?
 2026年度7月号マガジンでは、各学年のゼミ生のスケジュールを可視化することで研究室やプライベートでの具体的な活動内容等を知り、各ゼミ生が高い意欲を持って2つの活動の両立を図っていることが分かりました。また、各学年のゼミ生がどのような想いで研究やプロジェクト活動に取り組んでいるのかを改めて知ることができ、私たち自身にとっても良い刺激となりました。 
 この記事を通して、皆さんに都市計画研究室(泉山ゼミ)の魅力をお届けできていたら幸いです。都市計画研究室(泉山ゼミ)では、今後もHPInstagram等で情報発信していきますので、興味のある方は是非ご覧ください!

                                      文責:加藤千太、齋藤大朕


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